会長挨拶

第100回日本消化器内視鏡学会関東地方会開催にあたって

第100回日本消化器内視鏡学会関東地方会
会長 瀬戸泰之

(東京大学大学院医学系研究科消化管外科学)

このたび、第100回日本消化器内視鏡学会関東地方会を2015年6月13日(土)、14日(日)の2日間にわたり、東京都新宿区西新宿の京王プラザホテルにて開催させていただくこととなりました。伝統ある本学術集会のお世話をさせていただくことを大変光栄に存じております。また、今回は第100回という節目の会となりますので、文字通り「記念すべき会」となりますよう全力を尽くしてまいりたいと存じます。

今回は学術集会のほか、記念事業として、祝賀会、記念展示、記念誌発行を行うこととし、2014年初頭より準備委員会を立ち上げ、委員の先生方の多大なるご支援、ご指導をいただきながら企画を練ってまいりました。第100回記念祝賀会は本会の前日に京王プラザホテルで行います。これまで本会発展のためご尽力いただい先生を中心に晩餐をもって感謝の意を表したいと考えております。記念展示は会期中常設し、第1回より本会の歴史(特にプログラム)を振り返る内容になる予定です。若い先生方にも多数おいでいただき、本会ならびに内視鏡の歴史的変遷に触れていただければと思います。本会にお越しいただけない先生方にも、本会終了後に発行予定の記念誌を通じて、その内容をお伝えできることになっております。

また、本会開催中の第1日目午後には、特別シンポジウムと第100回記念式典を行います。この時間帯は通常の企画は行わず、それら開催会場だけでなく他会場にも中継し、参加者全員が着席していただきながら特別企画を楽しんでいただけることになっております。特別シンポジウム「消化器内視鏡の歴史―次代を担う世代へ向けて―」では、上部・下部・胆膵・小腸のまさにパイオニアの高名な先生方にご講演いただくことになっております。ぜひ記念式典含めご聴講ください。その後、開催されます懇親会は全員に参加いただけるようにいたしました。今回、記念事業もあり参加費を少々上げさせていただく予定です。「罪滅ぼし」という意味合いも多少ありますが、皆様、ぜひ全体懇親会にもご参加いただき堪能していただければと存じます。

通常企画もいつも通り充実していると思います。できる限り、ワークショップ、一般演題、症例検討セッションでは領域が重ならないよう配置されています。また、会の最後には優秀演題に対する表彰式もございます。ぜひ、皆様お仲間をお誘い合わせの上お越しいただき、最後まで大いに学び、大いに楽しんでください。会場で皆様とお会いできることを楽しみにしております。