会長挨拶

第101回日本消化器内視鏡学会 関東支部例会の開催にあたって

第101回日本消化器内視鏡学会 関東支部例会
会長 國分 茂博

(新百合ヶ丘総合病院 内視鏡センター長)

~ Beyond 100th conference ~

この度、第101回日本消化器内視鏡学会関東支部例会を2015年12月12日(土)・13日(日)の2日間にわたり、シェーンバッハ・サボーに於いて開催させて戴く運びに至りました。

今日では、消化器内視鏡は診断にとどまらず治療の面においても欠くべからざる手段としての地位を確立しています。本邦では数少ない定期刊行誌(Progress of Digestive Endoscopy)を有し、かつ会員数11,000を擁するこの関東支部例会も遂に100回を越え、次の節目へ向かう輝かしい未来へのStartを切るべく101回目を迎えました。そこで弊会では内視鏡診療について最新の知識や技術に関する情報が得られると同時に、これまでに取り挙げられることがなかった「内視鏡と貧血」や敢えて「ESDにおけるTrouble Shooting」などの、より臨床的かつ実践的な内容の学会プログラム構成と致しました。

主題セッションについては、シンポジウム・ワークショップ・パネルディスカッションの他に、会長要請講演として教育的なセッションを用意いたしました。講師や司会者は、この分野での本邦の内視鏡学をリードする先生方にお願い致しております。 これからの新たな内視鏡学の構築を目指し、次の50年への足掛かりとなるべく実りある学会にするため、スタッフ一同総力を挙げて準備しております。会員の皆様には多数の演題をご応募頂き、より多くの先生方にご参加賜れますよう心から宜しくお願い申し上げます。