第50回日本消化器内視鏡学会関東セミナー開催にあたって
- 第50回日本消化器内視鏡学会関東セミナー
会長 土屋 輝一郎
(筑波大学附属病院 消化器内科 教授)
日本消化器内視鏡学会関東支部会員及び消化器内視鏡診療に携わる皆様、日々の診療を精力的にご活動され多忙を極めていることと存じます。我が国では高度な医療技術が日常的に提供されており、世界最高水準の健康と長寿が維持されています。その重要な一角を担っている内視鏡診療の普及とさらなる向上を目指してセミナーが開催されて参りました。
内視鏡診療は科学技術の進歩を背景に、内視鏡やデバイスの開発と消化器内視鏡学の偉大な先達たちの情熱と工夫によって著しい進歩を遂げて参りました。私たち内視鏡医はこうした新たな知見を生み出し、診療の場で還元していく必要があります。
第50回日本消化器内視鏡学会関東セミナーは、50回目の節目でもあることからこれまでの内視鏡学を繙き、最新・未来の内視鏡診療を見据えるべく、「内視鏡学温故知新」をテーマとして2025年7月に開催致します。
日本消化器内視鏡学会の関東セミナーは視聴者の利便性を鑑み、WEBでのオンデマンド開催となります。オンデマンド配信を2週間(7月13日(日曜日)~7月27日(日曜日))の予定で実施致します。本セミナーでは、食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、胆道、膵臓、医療安全と全域を網羅して、講師の先生方にご講演頂きます。
専門医申請にはおいては、学会セミナーまたは支部会セミナーの受講が必要です。そこで、本セミナーにおいては、基礎的知識の確認のみならず、最先端の知見についてもご講演頂く予定です。配信期間中は、繰り返しての視聴が可能ですので、十分に活用してご理解、ご確認頂けるものと思います。
この伝統ある関東セミナーを担当する機会を与えてくださいました、日本消化器内視鏡学会関東支部長の斎藤豊先生、監事の河合隆先生、藤崎順子先生、プログラム委員の先生方、幹事・評議員の先生方、及び関係各位の皆様に心より厚く御礼を申し上げます。最後になりますが、多くの会員の先生方に第50回日本消化器内視鏡学会関東セミナーをご視聴頂けますよう何卒よろしくお願い申し上げます。