ハンズオントレーニングセッション

第102回日本消化器内視鏡学会関東支部例会
ハンズオントレーニングセッション 開催要項

1. 実施要綱

2. 内容

◆Aコース「胃(ESD)」

実施日時:6月11日(土) 9:20 〜 12:10
総合司会:菊池 大輔(虎の門病院 消化器内科)

【総合司会のことば】
 胃ESDはその高い一括切除率から有効な治療法として定着し、広く普及している。手技的に完成しつつあり、習熟者が行えば安全に行うことが可能になりつつある。しかし胃ESDは決して安易な治療ではなく、必ず覚えておくべきストラテジー、マスターするべき手技のポイントやコツ、知っておくと便利な周辺機器の使用方法が存在する。これらの知識や経験はESD件数の多い施設では日常診療の中で習熟しうるものであるが、未だにそのトレーニングシステムは完全とは言えずその機会に恵まれない医師も多い。今回のハンズオンセミナーでは、4名のエキスパートの術者に講師をお願いし、切除豚の胃トレーニングモデルを用いて胃ESDのエッセンスをご指導頂く。4名の講師は、主に2名が先端系デバイス、2名がIT系デバイスでのESDの実際についてご指導して頂く。

◆Bコース「胆膵(EUS-FNA)」

実施日時:6月12日(日) 9:00 〜 12:00
総合司会:松田 浩二(聖マリアンナ医科大学西部病院 内視鏡部)

【総合司会のことば】
 EUS、特にEUS-FNAは、消化器疾患を中心に病理学的診断を得るための必須の手技となりつつあります。また、その技術を用いた膵仮性嚢胞ドレナージなどのinterventional EUSも専門施設から報告されています。しかしながら、その基本となる、コンベックス・スコープによる描出法やEUS-FNAにおける基本技術の習得なくしては、応用手技を安全に行うことは出来ません。日本におけるEUS機器の普及は海外と比べても目を見張るものがありますが、コンベックス・スコープやEUS-FNAのハンズオントレーニングの機会は限られています。
 今回のEUSに関するハンズオンセミナーは、米国・日本のhigh-volume centerで経験を積まれたベテランのインストラクターから、マンツーマンで、ファントムを用いて指導を受けることができる、日本では非常に数少ない、貴重な機会です。EUSやEUS-FNAを始めたばかりであるとか、これから導入する初心者の先生だけでなく、今まで独学でEUS-FNAをやってきたが、今一度視野を広げたい先生も大歓迎です。多数の先生方の積極的なご応募をお待ちしております。

◆Cコース「大腸(ESD)」

実施日時:6月12日(日) 13:30 〜 16:30
総合司会:三谷 年史(虎の門病院 消化器内科)

【総合司会のことば】
 2012年に大腸ESDが保険収載されこれまでEMRでは一括切除が困難であった大きな大腸腫瘍の標準的な治療法として、広く本邦で施行されるに至った。しかし大腸はひだや屈曲が存在しスコープ操作性が悪く、腸管壁が薄く腸液が存在するため穿孔時の腹膜炎の危険性が高いため、胃や食道に比べESDの難易度が高い。ESDに必要とされる内視鏡操作技術は特殊で、独学で習得するのは困難であり、専門施設への見学やエキスパートの指導のもとトレーニングを行うことが望ましい。今回、学会の協力のもと4人のインストラクターにご協力をいただき、ブタの切除検体を用いた大腸ESDハンズオンセミナーを企画することとなった。大腸ESDの手技のコツ、病変に対する視野の取り方、切除ストラテジーやデバイスの使い方などを指導できればと考えているので、奮ってご応募いただきたい。

定 員

各コース:20名
※受講時間は、お一人30分を予定しておりますが、詳細確定後に運営事務局で調整いたします。

受講料

3,000円
※別途第102回関東支部例会参加費(5,000円)のお支払も必要となります。
 (支部例会参加費は当日会場にてお支払ください)

応募方法 参加申込期間 4月12日(火)正午 〜 5月11日(水)正午 18日(水)正午
※募集を終了しました。

※受講者の決定は総合司会者一任とさせていただきます。ご了承の上、お申込ください。
(先着順ではございません)
※定員が少ないため、応募資格は関東支部会員に限定させていただきます。
※募集締切後、受講の可否を事務局よりご連絡いたします。
 受講候補に選考された方は受講料のお振込をお願いいたします。
 ご入金確認後、受講が決定いたします。
 (お振込期日、口座の詳細はあらためてご連絡いたします)
お振込された受講料はいかなる場合でもご返金できません。あらかじめご了承ください。
※参加申込期間中に下記「参加申込」よりご登録ください。

※募集を終了しました。

参加申し込み

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【参加登録システムに関するお問い合わせ先】
 第102回日本消化器内視鏡学会関東支部例会
 ハンズオントレーニングセッション 登録窓口
 メディア・プロモーション・サービス(株)内
 〒110-0015 東京都台東区東上野1-6-10 ARTビル4F
 TEL:03-5816-1055 FAX:03-5816-1056 E-mail:jges102@m-ps.co.jp
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※参加申込の際は以下の項目をご登録いただきます。
 1.氏名
 2.所属機関名
 3.電話番号
 4.卒業年度
 5.メールアドレス
 6.ご希望のコース(Aコース、Bコース、Cコース)

※Aコース「胃(ESD)」ご希望の際は、以下もご回答ください。
 ・内視鏡の経験年数
 ・ESDハンズオンへの参加回数
 ・胃ESDの見学件数
 ・先発した胃ESDの件数
 ・主に使うデバイス
 ・指導を希望するデバイス (ITナイフ or Dualナイフ)
 ・所属施設のESD件数と実施者数
 ・ご質問、ご要望

※Bコース「胆膵(EUS-FNA)」ご希望の際は、以下もご回答ください。
 ・ERCPの主実施者としての総経験症例数
  (0、1~100件、101~500件、501件以上)
 ・EUS(ラジアル)の主実施者としての総経験症例数
  (0、1~50件、51~100件、101件以上)
 ・EUS(コンベックス)の主実施者としての総経験症例数
  (0、1~50件、51~100件、101件以上)
 ・EUS-FNAの介助者としての総経験症例数
  (0、1~20件、21~50件、51~100件、101件以上)
 ・EUS-FNAの主実施者としての総経験症例数
  (0、1~20件、21~50件、51~100件、101件以上)
 ・ご質問、ご要望

※Cコース「大腸(ESD)」ご希望の際は、以下もご回答ください。
 ・内視鏡の経験年数
 ・大腸内視鏡の経験数
 ・胃ESDの経験数
 ・大腸ESDの経験数
 ・ご質問、ご要望

【注意事項】

【第102回関東支部例会ハンズオントレーニングセッションに関するお問い合わせ先】
第102回日本消化器内視鏡学会関東支部例会 事務代行
株式会社サンプラネット メディカルコンベンション事業部 担当:田中
〒112-0012 東京都文京区大塚3-5-10 住友成泉小石川ビル6階
TEL:03-5940-2614 FAX:03-3942-6396
E-mail:jgesk102@sunpla-mcv.com