ハンズオンセミナー
第109回日本消化器内視鏡学会関東支部例会
ハンズオンセミナー 開催要項
1.実施要項
- 主に初心者、初級者を受講対象とした実技トレーニングセミナーです。
- 総合司会が受講者に講義をした後、受講者1名に対してインストラクター1名がマンツーマンで指導を行います。
- セミナー終了時に受講証明書をお渡しいたします。
本セミナーは日本消化器内視鏡学会専門医制度に認定されており、受講者は専門医の申請、更新の際の2ポイントが付加されます。その際の証明としてご利用ください。
2.内容
1「胆膵EUS-FNA」コース ※定員に空きがございます。奮ってご応募ください。 締め切りました。
実施日時:12月14日(土曜日)9:00~12:00
総合司会:松田 浩二(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 消化器内科)
【総合司会のことば】
膵癌が癌死の第4位となった現在、EUS、特にEUS-FNAの臨床的重要性は高まる一方です。EUS-FNAは、膵癌の化学療法前のhistological confirmationのみならず、原因不明のリンパ節腫大、粘膜下腫瘍の診断、等々、多くの病態の正確な診断に必要とされております。更にこの技術を用いたInterventional EUSは、その適応範囲を更に拡げつつあります。今回は、これらの基本である胆膵解剖モデルやEUS-FNA boxやドレナージモデルなどを用いて、ハンズオントレーニングを行う予定です。
今回のEUSに関するハンズオンセミナーは、EUS、EUS-FNAにおいて、日本のリーダーである施設の経験豊富な若手の先生方にインストラクターをお願いし、マンツーマンで指導を受けることができる、日本では非常に数少ない、貴重な機会です。しかも、支部例会長のご厚意によりインストラクターの数を8名にしておりますので、より多くの先生のやり方を学ぶことが可能です。病院でEUSの器材を導入したものの、いまいち臨床への適応に難しさを感じている先生、EUSあるいはEUS-FNAを始めたばかりの先生、今まで独学でEUS、EUS-FNAをやってきたが、もう一つ上を目指したい先生などに喜んでいただけるハンズオンセミナーです。経験豊富で優しいインストラクターを多数揃えておりますので、是非とも、多くの先生方の積極的なご応募をお待ちしております。
2「下部挿入法」コース 締め切りました。
実施日時:12月14日(土曜日)12:50~15:20
総合司会:鈴木 孝良(東海大学医学部内科学系 消化器内科)
【総合司会のことば】
画像強調内視鏡による病変診断能の向上や内視鏡的粘膜下層剥離術を中心とした治療内視鏡の進歩に伴い、大腸疾患診療における内視鏡が担う役割の重要性は増している。迅速で安全かつ苦痛の少ない挿入技術を習得することは、大腸内視鏡診療を円滑に進めるうえで必要不可欠である。挿入法の基本的知識を学ぶための書籍が多数出版されたことに加え、シミュレーター、コロンモデル、コロナビなど教育用機器も開発されたことで、挿入法を学び始めた先生方にとって学習選択肢は明らかに増加した。しかし、その高度な技術の習得には、いまだ多くの時間と労力が必要である。今回のハンズオンセミナーは、大腸内視鏡挿入のエキスパートを4名講師にお招きし、挿入に必要なアングル操作やスコープの捻り、管腔内でのスコープの位置取り、スコープと粘膜の距離感など、これまで多くの先生が日常診療の中で試行錯誤しながら経験的に会得してきた挿入技術のエッセンスをエキスパートから直接学べる機会としたい。初学者または中級者で挿入技術について悩んでいる先生の積極的なご応募をお待ちしております。
3「上部ESD」コース ※定員に空きがございます。奮ってご応募ください。 締め切りました。
実施日時:12月15日(日曜日)9:00~12:00
総合司会:矢野 友規(国立がん研究センター 東病院 消化管内視鏡科)
【総合司会のことば】
上部消化管腫瘍性病変に対するESDは、わが国で開発され世界中に普及した代表的な内視鏡治療であり、内視鏡医としては是非習得をしておきたい手技である。ESDは、早期がんを一括で切除し根治することが出来る素晴らしい治療であるが、出血や穿孔といった大きな合併症も多く、技術的難易度も高い。自信をもってESDを患者に提供し、一人で手技を完遂できるようになるためには、修練が必要である。本ハンズオンセミナーでは、食道のモデルと胃のモデルを用意しており、時間も十分にあるので経験豊富なインストラクターによる個人指導で手技のコツやピットホールを習得して頂きたい。内視鏡治療を始めたばかり、またはこれから始めようと考えている若い先生方の積極的な応募を期待している。
4「下部ESD」コース ※定員に空きがございます。奮ってご応募ください。 締め切りました。
実施日時:12月15日(日曜日)13:20~16:20
総合司会:大圃 研(NTT東日本関東病院 内視鏡部)
【総合司会のことば】
大腸ESDは一般的な治療手技のひとつとして広く普及してきた。しかし技術的な困難度が高く、依然として手技習得のハードルが高い事は否めない。
昨今様々なスタイルの大腸ESDの手技があると思われるが、今回はハンズオントレーニングの経験豊富なインストラクターを選定し、様々なデバイスの使い方やストラテジーについて学んでいただければと考えている。また、特に使用を希望するデバイスなどがあれば、事前に申告いただき対応する様にしていきたいと考えている。術者は未経験の初級者からある程度の経験者まで幅広く募集するので、奮って御参加いただきたい。
定員 | 1「胆膵EUS-FNA」コース:16名 |
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受講料 | 3,000円 |
応募方法 |
申込メールアドレス: handson109@pw-co.jp お申し込みの際は以下の項目を必ずご記載ください。 コース別確認事項: 2「下部挿入法」コース 3「上部ESD」コース 4「下部ESD」コース |
【注意事項】
- 応募はお一人1コースとさせていただきます。複数の応募はできません。
- 応募者多数の場合には、1施設1名とさせていただきます。
- 演題登録をされている方は、ご自身の発表セッションと時間帯が重複するハンズオンセミナーは受講できません。採択通知をご確認の上、お申し込みください。
【第109回関東支部例会ハンズオントレーニングセミナーに関するお問い合わせ先】
第109回日本消化器内視鏡学会関東支部例会 運営事務局
〒113-0033 東京都文京区本郷4-1-5 石渡ビル6F
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Tel:03-6801-8084 Fax:03-6801-8094
E-mail:handson109@pw-co.jp