会長挨拶

第119回日本消化器内視鏡学会 関東支部例会
会長 穂苅 量太

(防衛医科大学校 消化器内科)
会長 穂苅 量太

このたび、第119回日本消化器内視鏡学会関東支部例会を2024年12月14日(土)、15日(日)の2日間にわたり、砂防会館別館シェーンバッハ・サボーにて開催させていただきます。伝統のある本会の当番会長を務めさせて頂くことは大変名誉なことであり、支部長の斎藤 豊先生、幹事・評議員の諸先生、並びに関係各位の皆様に厚く御礼申し上げます。日本消化器内視鏡学会は会員数3万人を超える消化器系で最大規模の学会で、なかでも関東支部は総会員数の1/3に当たる約1万人を擁しております。この歴史と伝統のある例会の会長を拝命し、大変光栄に存じており、身の引き締まる思いで準備を進めております。

今回、顧問として井上晴洋先生、河合隆先生、高橋信一先生、田尻久雄先生、岩男泰先生、アドバイザーとして五十嵐良典先生、緒方晴彦先生、木田光広先生、永尾重昭先生、矢作直久先生をお迎えし、大所高所から御指導をいただきました。また、日本を代表する各分野のエキスパートと新進気鋭の若手内視鏡医を含めた総勢34名の先生方にはプログラム作成において多大なお力をお借りいたしました。

本支部例会は、これからの内視鏡診療を担う若手の教育と学会の登竜門という重要な意義があります。内視鏡技術教育の場として、ハンズオンセッションや各臓器別の症例検討セッションを準備しております。研修医・専修医セッションでの口演発表にも挑戦していただき、優秀演題には、奨励金(3万円)と翌年春の内視鏡学会本会への出席のための費用(参加費、交通費、宿泊費2泊以内)を授与します。また、腕自慢の先生方には、症例ビデオによる内視鏡コンテスト"KANTO Cup"も用意しております。その他、専門領域の主題セッションや共催セミナーにて最新の消化器内視鏡診断・治療を広い領域で学んでいただけるような場となっております。積極的な意見交換をベースとした活発なディスカッションを期待いたします。本会が会員の皆様の消化器内視鏡診療に寄与するものとなるよう最善を尽くしてまいりますので、是非とも数多くの先生方のご参加、ご協力を宜しくお願い申し上げます。